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2026能登のトキ放鳥に向けた活動報告

近日中に全国47都道府県の、新聞情報発信の、共同通信記事欄に写真入りで掲載されます。(以下抜粋)

国の特別天然記念物トキを新潟県佐渡市以外で定着させようと環境省が放鳥候補地に選定した石川県の能登半島で、トキとの共生へ機運を醸成しようと地元の音楽プロデューサーが日本語と英語の楽曲制作に励んでいる。ホームページで公開し「音楽でトキへの理解を深めてほしい」と意気込む。

 取り組んでいるのは石川県七尾市の権谷達哉さん(49)。昨年、知人で同県珠洲市の旅館「ランプの宿」社長の刀禰秀一さん(71)から放鳥候補地に地元が選定されたというニュースを聞き「音楽を通して地域を盛り上げたい」と、トキをテーマに作曲を始めた。主に権谷さんが作詞し、親交のあるアーティストらが作曲した。

 最初に誕生した楽曲「この永遠を飛び続ける鳥たち」は英語のバラードで、英国の音楽プロデューサーのスチュアート・エップスさんが作曲と歌を担当。「とても大切なあなたとともに、この無限の大地の上を飛び続けたい」と、トキとの共生に向け環境保全を訴えた。

 エップスさんが作曲と歌を手がけ、刀禰さんの歌詞を権谷さんが英訳したのが、「サトヤマ・サトウミ・イン・ノト」。軽快なテンポに乗って「サトヤマ、サトウミ…」と繰り返しながら、トキをイメージした歌詞が流れる。

 長年トキの保護活動に取り組んできた国際朱鷺保護交流資料館の村本義雄館長(98)=同県羽咋市=も歌詞を提供。権谷さんと刀禰さんが作詞した楽曲をアルバムにまとめ、権谷さんのホームページで公開中だ。

 佐渡島以外で最後にトキが捕獲された同県穴水町の公立小中学校では、昼休みの校内放送などで4月以降、「サトヤマ・サトウミ・イン・ノト」が流されるようになり、権谷さんは「取り組んできたことが報われた」と手応えを感じ始めている。

「多くの人に聞いてもらい、トキや自然環境と人間の共生について考えてほしい」

2023/3/26 中日新聞掲載記事

Music Producer

作詞:刀祢秀一(ランプの宿株式会社代表取締役)

歌・作曲:スチュアート・エップス(https://stuartepps.co.uk

プロデュース:権谷達哉(https://www.gontani.net/toki-radio-jp

 

 

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